【取り組み紹介】ホタルの保全活動

ポポラの取り組み 2024/11/13

ヘビが大好き黒シマです!

 

さまざまな保全活動を行っているポポラですが、今回はホタルの保全活動のご紹介です♪

 

ホタル

6月中旬頃~7月中旬頃の夜、淡く光る昆虫「ホタル」。世界に2,200種、日本には50種いるとされています。そのうち、光るホタルは約14種ほど生息しています。その中でも代表的な種類が「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」です。
ゲンジボタルは、6月中旬~下旬頃ひかり、体長は約1.5㎝程。約1秒間隔でほわん、ほわんと強い光を出すのが特徴です。
ヘイケボタルは、ゲンジボタルより遅れて7月上旬あたりからひかり始めます。体長は約1㎝程で、弱めの光で、車のウィンカーのようにチカチカ光るのが特徴です。
ちなみに…ホタルは成虫だけでなく、卵、幼虫、さなぎも光ります♪

 

ポポラではホタルの保全活動も行っています。ホテル開業当初は、敷地内にホタルが生息する環境は無かったのですが、東日本大震災以前の研究・保全活動により、生息環境を復元し、ホタル観賞を行えるまでに数が増えました。

あてま高原に生息しているゲンジボタルとヘイケボタルは、卵をコケに産み付け、幼虫は水底でカワニナ等の貝類を食べ、やがて岸に上がり土の中でさなぎになります。ホタルが生きていくにはこれだけの環境が維持されている必要がありますが、稲作体験プログラム「田っぽビオトープ大作戦」により、水田環境を維持したり、定期的に水路の草刈りや土砂上げを行うことにより、敷地内でホタル観賞を続けることができています。

最近は、猛暑による水路の水枯れ等もあり、敷地内で生息域を拡大する取り組みも行っています。

詳しくは、次回に紹介したいと思います。

 

 

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