【取り組み紹介】ムササビの保全活動

ポポラの取り組み 2024/08/02

ヘビが大好き黒シマです!

 

ポポラでは、さまざまな保全活動を行っていますが、今回はムササビの保全活動のご紹介です♪

 

ムササビ

ムササビは、夜に行動する夜行性の動物で、木から木へと滑空して移動するのが特徴。巣穴として樹洞(樹に空いた穴)を利用するのですが、森の衰退や分断などで巣穴に使える樹が減少していることによって、絶滅危惧種になっている県もあります。

 

当間の森にもムササビが生息しているのか、フンの調査をしたところ、トキ水田の近くのスギ林に生息していることが分かりました!

しかし、自然に樹洞ができるのは何十年もかかり簡単ではないため、ポポラで巣箱を設置して保全を行っています。

また、夜の森を懐中電灯やナイトスコープ(暗視カメラ)を使って探検する夏休みプログラム「サマーナイトツアー」でも、巣箱を観察し、使われているかどうかをお客様に見てもらっています。

今後もフンの調査を継続して行い、ムササビの行動範囲を確認しながら、間伐や枝払いなどで飛翔空間を確保するなど、ムササビが棲みやすい環境づくりを進めていきます。

 

ムササビのフン(直径5㎜程) ムササビの生息範囲 巣箱の設置作業
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