ホタルの幼虫の飼育と放流
ポポラの取り組み
2024/1/20
ヘビが大好き黒シマです!
ホタルの生息範囲を広げる取り組みの一つとして、ホタルの幼虫の飼育にも取り組んでいます。
卵から幼虫になるまでの一番弱い時期を人の手で守り、ある程度育ててから放流するものです。昨年6月末にゲンジボタルの成虫のオスとメスをケースに入れたところ、見事に産卵用のスポンジに卵を産み付けてくれました!
▲ゲンジボタル(手前はメス) ▲スポンジに産卵している様子
1か月後に孵化した幼虫の体長は1~2mm。ゲンジボタルの幼虫の餌はカワニナ(巻貝)ですが、自分の体のサイズに合ったカワニナしか食べることが出来ません。そのため、カワニナの殻を割って中身を刻んで給餌する必要があります。
▲羽化直後の幼虫 ▲20mm程に育った幼虫
思いのほか手間のかかる作業で、どのくらいの量のカワニナを給餌するのが良いのか試行錯誤しながら育てていき、11月末に20mm前後に成長した幼虫約150匹を水辺のホール前の水路へ放流しました。ホタルの光がどのくらい増えるか、ホタルの季節(6月中旬~)が今から楽しみです♪
▲放流作業
ホタル観賞会「ホタルの夕べ」は6月中旬から7月中旬までの期間を開催予定です。幻想的なホタルの光をぜひ見に来てください♪