あてまの四季

あてまの四季

イタチ

輝きの春

生き物が動き始めます

世界有数の豪雪地帯であるあてまにも、雪解けとともに春がやってきます。植物も動物(昆虫やカエルなど)も、まるで雪が消えるのを待ちわびていたかのように、短期間のうちに野山に飛び出します。色とりどりの花が咲き虫たちが飛び交い、雪しかない白一色の世界からカラフルな世界へと様変わりします。無音だった野山にカエルの鳴き声があふれ、南の国から夏鳥が飛来し、美しいさえずりを奏でます。


(「あてまの四季」では、あてまで見られる主な生き物(昆虫、鳥、動物など)を掲載しています。)

ギフチョウ

アカショウビン

カワセミ

アカゲラ

アオゲラ

サンショウクイ

メジロ

オオヨシキリ

サンコウチョウ

クロツグミ

キビタキ

オオルリ

セグロセキレイ

カワラヒワ

イカル

アカハライモリ

アマガエル

タゴガエル

ヤマアカガエル

ニホンアカガエル

ツチガエル

トノサマガエル

シュレーゲルアオガエル

モリアオガエル

賑わいの夏

昆虫たちが集います

雪国の短い春が終わり、樹々が新緑から深緑に移ると、あてまの夏が始まります。セミやクワガタというと、夏の昆虫の代表選手のイメージですが、5月にはエゾハルゼミが鳴き始め、6月の声を聞くと気の早いミヤマクワガタが姿をあらわします。6月半ばにはゲンジボタルが、やや遅れてヘイケボタルが飛び始めます。天の川や織姫星、彦星と一緒に眺めるホタルの光はとても幻想的です。
夏休みには、子供たちに人気のカブトムシ、クワガタ、カミキリ、トンボ、セミなどの昆虫たちが大集合!森の中ではセミが賑やかに合唱し、樹液のレストランには多くの昆虫が甘い蜜を求め集まります。セミやトンボの羽化など、生命の神秘に立ち会えるチャンスも!

(「あてまの四季」では、あてまで見られる主な生き物(昆虫、鳥、動物など)を掲載しています。)

エゾイトトンボ

モノサシトンボ

アオイトトンボ

アサヒナカワトンボ

オオルリボシヤンマ

ギンヤンマ

オニヤンマ

オニヤンマ(ヤゴ)

チョウトンボ

ハッチョウトンボ

ニイニイゼミ

エゾゼミ

アブラゼミ

ヒグラシ

ミズカマキリ

オオコオイムシ

セイヨウミツバチ

トラマルハナバチ

ナミゲンゴロウ

アオオサムシ

ミヤマクワガタ

ノコギリクワガタ

コクワガタ

シロテンハナムグリ

カブトムシ

ゲンジボタル

ヘイケボタル

ゴマダラカミキリ

ゴマダラオトシブミ

ミヤマカラスアゲハ

アカタテハ

イチモンジチョウ

ルリタテハ

コムラサキ

サトキマダラヒカゲ

ハグルマトモエ

燃える秋

美しい虫の音に癒されます

賑やかな夏が終わり秋を迎える頃には、コオロギ、カンタンなどの秋の鳴く虫の美しい音色が聞けるようになります。赤いトンボが舞い、バッタやカマキリなどの昆虫が目立つようになります。
10月に入ると当間山から紅葉が始まります。ベルナティオ周辺では10月下旬頃に紅葉のピークを迎え、樹々が赤や黄色に染まります。ドングリやオニグルミが実り、ニホンリスなどの活動も活発になります。

(「あてまの四季」では、あてまで見られる主な生き物(昆虫、鳥、動物など)を掲載しています。)

アキアカネ

マユタテアカネ

ショウリョウバッタ

ミカドフキバッタ

トノサマバッタ

コバネイナゴ

エンマコオロギ

カンタン

キリギリス

オオカマキリ

コカマキリ

モンキツノカメムシ

コブヤハズカミキリ

ニホンカナヘビ

二ホンリス

ヤマナメクジ

静寂の冬

新たな命を育みます

豪雪地帯の冬。積雪は通常でも2m、多い年には4mを越えることも。
雪は毛布のように大地を包み込み、強風や寒さから生き物を守ります。
冬の晴れた日は、青い空と白い雪原とのコントラストが美しく、あてまで最も非日常を感じられる景色かも知れません。
雪原をスノーシューで散策すると、様々な種類の動物の足跡が見られます。樹木が落葉しているので、森の中でも比較的見通しがきき、野鳥を観察するのに適しているとともに、運が良ければニホンカモシカやニホンリス、トウホクノウサギなどの野生動物に出会えることもあります。

(「あてまの四季」では、あてまで見られる主な生き物(昆虫、鳥、動物など)を掲載しています。)

コゲラ

カケス

ヤマガラ

ヒガラ

シジュウカラ

エナガ

ジョウビタキ

ホオジロ

トウホクノウサギ

ニホンカモシカ

セッケイカワゲラ

ウスタビガ(マユ)

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