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モリアオガエルの卵塊を移設しました

ポポラの取り組み 2023.06.16

 

あてま高原の森には新潟県の準絶滅危惧種であるモリアオガエルが生息しています。
モリアオガエルは、繁殖期になると水辺のある樹木の枝葉に卵を産み付け、その後、
孵化したオタマジャクシは卵塊から水面へ落下し、水中で成長します。

敷地内にある「モリアオガエルの池」は農業用ため池であり、毎年6月に水位が下がるため、
孵化したオタマジャクシが干上がった陸地へ落下する卵塊がありました。
そうした卵塊を保護するため、敷地内の他の水辺へ移設する取り組みを昨年度から始めました。
昨年度は、アメンボの池、カワセミの池へ移設し、今年度は、水辺のホールの観察池も加えた
計3か所へ移設しました。
孵化後、生殖できる成体になるまで2年かかると言われているため、昨年度移設した分は
うまくいけば来年度に新たな卵塊として見られる予定です。
モリアオガエルの卵塊や孵化などの観察は「プライベートツアー」で体験することが出来ます。
是非皆様のご参加をお待ちしています。