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作って楽しい、食べて美味しい、笹団子づくり

食育体験 2019.02.04

こんばんは!

初めまして新人の木鈴(キリン)です!よろしくお願いします!

 

みなさんは笹団子ってご存知ですか?

 

新潟県民ならなじみの深い食べ物ですよね!もっちもちのお団子によもぎの良い香りとあんこの上品な甘さが絶妙な昔懐かしい新潟の郷土料理です。

殺菌作用を持つ笹の葉で包むことで食材が長持ちすることからあの有名な上杉謙信が戦の携帯食料として家来に作らせたのが笹団子の始まりという俗説があります。昔は砂糖が一般に手に入りにくかったので、あんこではなくきんぴらやおかかなどを入れていたそうですよ。

 

また端午の節句には田植えが終わった後のお祝いとして親戚などに作った笹団子を送りあう風習がありました。端午の節句といえば代表的な「ちまき」や「柏餅」を食べることが多いですが、新潟では笹団子をお祝いに食べていたんですね。残念ながら十日町は「ちまき」を食べる文化圏なんですけどね~。

 

ポポラではこの笹団子を作って、食べて、体験することが出来ます。それではどんな感じで作っているのか、実際に作っているところを写真で少し覗いてみましょう!

笹団子づくりはお団子の粉とよもぎ粉で生地を作るところから始まります。みんなで一生懸命こねていきます。

 

こちらは生地にあんこを包んでいるところです。あんこがはみ出ないように包んでね。

 

ちなみに試作品を作っていたときに、あんこが無かったので代わりに小さいどら焼きを丸めて入れて作ってみたところ意外とおいしかったというポポラスタッフの裏話があります。

 

笹団子の外見的特徴としてスゲやイグサといった植物の茎を紐の代わりに使って笹を結んでいます。笹団子といえばこのスゲで結んであるのがなんとも特徴的ですよね。

上手に結べるかな?がんばれ~!

 

実際にやってみると分かるのですが、この笹団子をスゲで結ぶ工程が意外と簡単なようで苦戦される方が多く私も修行中の身であります。私は急いでも1個当たりせいぜい2分くらいなのですが、ベテランの方は30秒かからないくらいのスピードなんだとか!いや~恐れ入ります!

 

笹で包んだらあと少し!最後は蒸し器に入れて20分ほど蒸したら笹団子の出来上がりです!

お鍋にぎっしり。お腹が空いてきましたね。    みんなで実食!アツアツのうちに召し上がれ!

 

この笹団子づくりですが、2月は毎日9時30分から実施していますので興味がある方は是非参加してみてください。

一緒においしい思い出を作りましょう!

プログラム詳細はこちら

 

 

木鈴でした!