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2019年第1回田っぽビオトープ大作戦

イベント・講演 2019.05.21

5月12日に、今年度第1回目の田っぽビオトープ大作戦が行なわれました!

今回はその時の様子を、“里山応援団”の方に書いていただきました♪

 

里山応援団”とは・・・??

荒廃した里山を、生き物と人間が暮らしやすい環境に復元する活動を、ポポラスタッフとともに実施する仲間の集まりです。

田植えや生き物調査、イベントの補佐などをしていただいています。

 


 

里山応援団のひでぽんです。

令和最初の田っぽビオトープにお手伝いで参加しました。

 

昨年度からは半年ぶりの田っぽビオトープで、ポポラスタッフの皆さん、美味しいお昼を作ってくれる水沢伝統芸能保存会の皆さん、里山応援団の皆さん、そして、いつも来てくれるリピーターのお客様、初めてのお客様など、楽しい仲間が大集合!

トキめき娘が一人で、名物の掛け合いが見られなかったのはちょっと残念かな?

 

最初はお決まりの寸劇。

館長さんがトキ役の私たちに「好きな食べ物は?」と問いかける。

「カエル、ドジョウ、バッタ・・・」「お酒!」とボケると、参加者の小さいお子さんが、トキはお酒が好きと勘違いしてしまったよう。

でも今日の田植えは酒造りのために酒米を植えるので、今冬にポポラのお酒IBIS NIPPONが完成するまで頑張りたい!

 

 

「いきものしらべ」では、参加者みんなが田んぼに入ってカエルなどの水辺の生き物を捕まえる。

最初に田んぼに入るのには勇気が要るが、入ってしまうと、適温の田んぼの水と泥がこの上なく気持ちが良い。

トノサマガエル、アマガエル、オタマジャクシ、アカハライモリ、ヤゴ、ミズカマキリ、コオイムシ(卵付き!)、マツモムシなど盛り沢山の生き物が見つかった。

 

 

 

子供達が集まって館長さんによる解説。「これは何のヤゴかな?」の問いかけに「オニヤンマ!」とチビっ子が正解を即答し館長さんもタジタジ。

このイベントも回を重ねる毎に参加する皆さんの知識もレベルアップしてきているようだ。

 

 

いよいよ田植え!手植えする場所の目安となるよう、皆さん交代でコロコロを転がす。

まっすぐに転がすのが意外に難しく、みんな悪戦苦闘しつつ楽しく転がしている。

手植えが進み苗がなくなると、畦にいる人から苗を投げてもらう。これが絶妙なコントロールを必要とする。投げた苗が手前に落ちると跳ねた泥をかぶり、周囲の人にも泥が跳ねたりする。でも泥をかぶってもみんな楽しそう。

 

 

大勢の皆様の田植え作業により、あらかた田植えが終了すると、お待ちかねの「青空里山ランチ」!

田んぼの脇で食べられるのは、実は貴重で、雨が降れば田んぼから離れた屋根のある水辺のホールでのランチになるし、夏は暑いので、天気が良くてもやはり水辺のホールとなる。

いきものしらべや田植え作業中も、調理に勤しむ保存会の「スーパートキめきガールズ」と交流を図ることができ、一体感があって良い。

 

 

都会では食べられないし、実は普通に十日町に旅行に来ても中々食べられない里山ランチ。実はひでぽんはこのために里山応援団に参加しているという疑惑もあるほど美味しいのだ!!

目の前に自分たちが植えた苗がきれいに植わっている田んぼを眺めての里山ランチは、ひと仕事終えた達成感もあり格別。

しかも、美声で有名なキビタキやクロツグミの囀りのBGM付きで、目と耳と舌が存分に満たされる!つい食べ過ぎてしまう。明日からダイエットに励もう。。。

 

 

食後には頑張ってくれたチビっ子に館長さんからオリジナル缶バッジのプレゼント。

実は里山応援団のみなさんもこの缶バッジをとても楽しみにしていて、中には自慢げにこれまでの缶バッジをデイパックに付けている団員も。

 

こんな楽しい田っぽビオトープ大作戦が今シーズンにあと6回もあります。

このブログを読んでいる皆さんと、今シーズンの田っぽビオトープ大作戦でお会いできるのを楽しみにしています!

次回は6月2日(日)

田っぽビオトープ大作戦年間スケジュールはこちらから♪