☃十日町は最高の天気ですよ~ にゃんこ先生です(=^・^=)
地元酒蔵『苗場酒造』さんのご協力によるオリジナルの日本酒づくりです
今回は、『仕込み&醪(もろみ)の巻』です📹
ポポラスタッフも特別にお手伝いさせて頂きました🍶
🍌酒蔵の中はフルーティーな良い香り♪
入口を入ると大きなタンクが整然と並び、何とも異質な空間ですが、ワタシにはとっても心地よい場所
フレッシュな新酒が貯蔵されている”前蔵”です。蔵内の温度は、3度前後。パリッと張りつめた空気の中で、お酒が発酵されています。
異彩を放つ甑米(こしき)
前蔵、中蔵を進み釜場に案内されると、目の前には龍のごとく立ち上る湯気が・・・
稲作体験に参加されたお客様と共に育てた酒米の香りが立ち込めていました。スッキリ(^_-)-☆
これは、”蒸米”という工程で甑(こしき)と呼ばれる器に米を入れて、強い蒸気で約2時間蒸すそうです。
苗場酒造さんは、昭和35年製の和釜を使用。釜の中の水分が徐々に減るに従い、強い乾燥蒸気を大量に発生するため蒸米には最適だそうです。
◆醪(もろみ)づくり
日本酒は三段仕込みと呼ばれる『添(そえ)』『仲(なか)』『留(とめ)』の3回にわけて仕込むそうです。
◆1日目は、小さめのタンク(添えタンク)に、酒母と麹、水、蒸し米を入れて混ぜる。これを「『添』仕込み。
◆2日目は、酵母の増殖を充分に進ませるために1日休む。これを『踊り』と言うそうです。
◆3日目は、さらに水・麹・蒸米を入れて、櫂とよばれる道具でよくかき混ぜる。これを『仲』仕込み。
◆4日目は、さらに水・麹・蒸米を入れて櫂でかき混ぜる。これを『留』仕込み
ここで、糖化とアルコール発酵が同時に行われるそうです。温度や時間の管理をその日の気温・湿度、米の状態を見ながら長年の経験で瞬時に判断する蔵人さんの姿には圧倒されるばかりでした(驚)
添仕込みの様子
アツアツの蒸米を手でかき混ぜ、冷やします |
酒母と麹、水、冷やした蒸米を入れる |
仲仕込みの様子
朝の六時半から仲仕込み用のお米を蒸しています。
当日の気温は3度。キーンと冷える空間の中で、初めての経験。緊張の中にもワクワク感で一杯でした
蔵人の方に、仲仕込みの工程を説明頂き、粗相のないよう一生懸命お手伝いしました
翌日に使用する留仕込み用の米を洗米しておきます。洗米作業では、メチャメチャ冷たい水の中、45秒間、頑張りました。慣れない私たちは手がキンキンです((+_+))
ポポラスタッフ頑張ります |
本日の工程を説明頂いています |
年代物の蒸煮原料冷却機で蒸米を冷やします |
櫂(かい)で素早くかき混ぜます |
留仕込み用の洗米も参加 | 純白のお米‼ きれいでした |
留仕込みの様子
仲仕込みと同様の手順で、朝の六時半から留仕込み用のお米を蒸しています。
何とも表現しようのない良い香り♪ 私たちの子供のような感覚
これにて、一段落‼ あとは熟成を待つ日々が続きます
スタッフ‼ 蒸し米を一生懸命運びます | 出来上がり‼ 1ヶ月後が楽しみ・・・ |
右側の小さなタンクがポポラ専用 | 日々丁寧に管理されてます |
苗場酒造の蔵人の皆様 有難うございました。うちの息子?娘?を頼みます <(_ _)>
無理言って色々教えて頂いた苗場酒造の蔵人の方々、有難うございます。
ひとつひとつの作業工程にこだわりがあり、日本酒づくりの奥深さを少しだけわかったような気がします
本当、日本の職人技術ってスゴイですね~・・・
今後の予定
ポポラ酒米Story’sでは、オリジナルの日本酒ができるまで、それからお酒に係わるお話をシリーズでお伝え してまいります
次回は、熟成中の様子を覗いてみたいと思います
日本酒についてどんどん知識が深まるワタシ
どこへ行くのだろう~…
つづく
田っぽビオトープ大作戦 |